往診と床ずれケア
往診について
当院では、身体が不自由な方や、寝たきりで通院できない方のために、近隣への往診を行っております。
皮膚のトラブルでお困りの方やご家族の方、一度当院までご相談下さい。
≪例えば、次のようなケースで往診にうかがいます≫
・床ずれがある、治らない。
・湿疹か水虫かの判断がつかない。
・慢性的な皮膚の病気(かゆみやカサカサなど)。
・足の爪が変形して切れない。
往診のお問い合わせについて
往診をご希望の方は、まずは当院にお問い合わせ下さい(電話:082-231-3377)。
その際に、おうかがいする場所・お時間を確認調整致します。
往診までにご家族の方に当院までお越しいただき、患者さんの症状・状況などをお聞かせいただきますが、かかりつけ医がおられる場合には紹介状をご準備ください。
なお往診は昼休憩の間に実施しますので、概ね2km以内(西区および中区近隣まで)とさせていただきます(交通費は別途2千円~5千円)。また車いす等で受診可能な方は来院ください。
床ずれ(褥瘡)とは
床ずれ(褥瘡)とは、寝具や車いすなどと接触する皮膚が圧迫され、皮膚の血流が悪くなることにより、皮膚やその下にある組織が死んでしまう状態です。
同じ部分(特に骨が出ている部分)が継続的に圧迫されることに加え、皮膚の摩擦、不衛生な環境、肌の乾燥、栄養状態などが関与して、床ずれが発生します。
≪床ずれのできやすい人≫
・日中のほとんどをベッドや車いすですごし、自分で寝返りや姿勢を変えることが難しい人
・食事を十分に取れない状態が続いている人
・関節が伸びない状態で固まっている人
・寝たきりで尿失禁・便失禁が続いている人
・持病が急に悪化している人
・むくみがある人
床ずれを予防するには
床ずれは皮膚への圧迫が原因となるため、床ずれを予防するには、特に骨が出ている部分に加わる力を小さく、負担がかかる時間を短くすることが重要です。皮膚にかかる力を分散させるようにしましょう。
生活の注意
食事・栄養 | ・・・ | 栄養が不足すると床ずれになりやすく、治りにくくなります。 ・体重の変化、嘔吐・下痢・食欲不振などの身体の状態を定期的にチェックしましょう。 ・食事は、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどをバランス良く摂りましょう。 |
排尿・排便 | ・・・ | 尿失禁・便失禁による化学的刺激、皮膚のふやけ、機械的刺激の除去が大切です。 ・皮膚に便や尿が長時間ついたままにならないようにしましょう。 ・おむつの中が高温多湿になることで皮膚がふやけると、細菌の感染を起こしやすくなります。 ・おむつ交換の際にむりやりはぎ取らないようにしましょう。摩擦により皮膚が弱くなってしまいます。 |
入浴・スキンケア | ・・・ | 入浴は皮膚を清潔に保つだけでなく、血行を促進する効果もあり、床ずれのケアに有効です。 ・弱酸性の洗浄剤をタオルや柔らかいスポンジで泡立て、ゴシゴシこすらず泡で包むように優しく洗いましょう。 ・洗浄剤が皮膚に残らないよう、十分に洗い流しましょう。 ・水分をよくふき取り、ふやけを予防しましょう。 |